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筋肥大したい人のための高強度ウォーミングアップのススメ【YouTube動画-23】

高強度トレーニングをするのなんてパワーリフターくらいのもんでしょ?

もしそう思っているなら、あなたは機会損失をしているかもしれない。

  • 高強度トレーニングは主に筋力をつけるために行われる
  • 高強度ウォーミングアップでパフォーマンスが上がる
  • 高強度ウォーミングアップで筋力も上がるし筋肥大も加速する

今回は「筋肥大したい人のために「高強度ウォーミングアップ」を紹介する回です。

動画はこちら

使用する負荷によって適応が変わる

高強度=筋力、中強度=筋肥大

まずこの話をするうえで知っておくべきなのが、使用する負荷によって筋肉の適応が変わるということ。

基本的には高負荷では筋力、中負荷で筋肥大、低負荷で筋持久力となっている。[1]

この理論は詳しく検証するとかなり長くなるので割愛するが、効率など様々な側面で考えるとあながち間違いでもない。

もちろん1-5RMだったら筋力向上だけで筋肥大しない、8-12RMだったら筋肥大だけで筋力が向上しないというわけではない。

しかし主な適応としてこれらの結果が得られるのは事実なのだ。

高強度トレーニングで実際に筋力が上がる

実際にこの負荷による適応の違いを示した研究を紹介しよう

  • 2016年の研究[2]
    • 被験者となったのは筋トレ経験のある男性19人。週3の筋トレを8週間行なってもらった。
      • HEAVY:2-4レップできる重量で筋トレをする
      • MODERATE:8-12レップできる重量で筋トレをする
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VARIABLE HEAVY(n = 10) MODERATE(n = 9)
Age (yrs) 22.3 (3.9 24.1 (4.5)
Height (m) 1.74 (.08) 1.77 (.04)
Weight (kgs) 84.2 (16.6) 84.4 (14.5)
RT Experience (yrs) 4.3 (4.8) 5.2 (3.4)
被験者の属性

高強度の筋トレと中強度の筋トレで効果を測定したところ、結果は下記のようになった。

  • ボリュームはMODERATEの方が多かった(56049 ± 11101 vs 25867 ± 3731 kg)
  • 脚の筋肉厚さはMODERATEの方が増加した
  • スクワットの1RMはHEAVYの方が向上した
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OUTCOME MEASURE HEAVY MODERATE
PRE-STUDY POST-STUDY HEDGE’S G PRE-STUDY POST-STUDY HEDGE’S G
Elbow Flexors 46.7 (4.4) 48.1 (4.8) * .28 46.9 (5.3) 49.2 (5.3) * .42
Elbow Extensors 47.3 (8.0) 48.6 (7.2) .17 48.4 (7.2) 49.9 (6.6) * .21
Lateral Thigh 56.5 (5.8) 58.8 (7.1) * .33 56.0 (4.7) 61.8 (4.7) *# 1.17
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OUTCOME MEASURE HEAVY MODERATE
PRE-STUDY POST-STUDY HEDGE’S G PRE-STUDY POST-STUDY HEDGE’S G
1RMBENCH 92.7 (19.3 106.1 (18.9) * .67 95.5 (23.8) 105.5 (26.3) * .38
1RMSQUAT 114.5 (30.8) 148.9 (27.7) *# 1.12 119.5 (26.0) 139.4 (27.2) * .71
  • An asterisk (*) indicates a significant effect from baseline values.
  • A number sign (#) indicates a significant difference between groups.

高強度のときは筋力が向上し、中強度のときは筋肥大するという理論通りの結果になった。

筋肥大も筋力も高めようとしたのがピリオダイゼーション

筋力=筋肥大×神経適応

筋力を最大限まで高めたいパワーリフターには、筋肥大目的で筋トレをしている人にはない悩みがある。

それは複数の適応について考えないといけないということ。

というのも、筋力というのは中強度で得られる筋肥大も関係してくるし、高強度で得られる神経適応も関係してくるから。

筋肉を大きくしたいだけの人は8-12RMだけの筋トレで筋力や筋持久力がつかなくても問題はない。

ただし筋力を向上させたいとなると、筋繊維そのものを太くすることも必要だし、筋繊維一本一本を同時に動かす能力もつけなければならないのだ。

筋力を最大限高めるために開発されたピリオダイゼーション

高強度も中強度もやらなければいけないというパワーリフターの悩みを解決するべく産まれたのがピリオダイゼーション。

具体的には中負荷で筋肥大を狙う”筋肥大フェイズ”から高強度で神経適応を狙う”高強度フェイズ”に徐々に移行していくサイクルを繰り返すというもの。

サイクルの長さは数か月から1週間までさまざまで、その長さによって”線形ピリオダイゼーション”や”非線形ピリオダイゼーション”と呼ばれる。

実際にこのピリオダイゼーションは理論だけでなく、実際に筋力向上に効果があることがわかっている。

  • 2017年に行われた”筋力”を調べたメタ分析[3]
    • 18件の研究を抜き出したところ、ピリオダイゼーションは非ピリオダイゼーションより筋力UPに有利だった!(効果量:0.43)

筋肥大をさせてから神経適応をさせることで、実際に筋力を最大限高めることができるのだ。

筋肥大目的で高強度トレーニングをするデメリット

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