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ダイエット中にジャンクフードを禁止すべきでない科学的理由【YouTube動画-1】

女性

ダイエット中はジャンクフードを禁止しなきゃ!

ようじゅ

実はその考えこそがダイエットが失敗する最大の要因です

ダイエットではケーキやラーメンなどのジャンクフードを禁止することが当たり前になっているかもしれない。

しかし、実はその考えこそがダイエットを失敗に導いているのだとしたら?

クリーンな食事は健康にいいと思いますか?

これは2020年の研究で行われた調査なのだが、人々はなんと答えただろうか?(R

71%の人々が健康だと答えた一方で、6%の人々は不健康だと答え、18%の人々はどちらでもないと答えた。

一見健康に見えるこのアプローチに対して、なぜ”不健康”と答える人がいるのだろう?

それはおそらく”クリーンな食事”に固執することが過食に繋がることすらあると知っているからであろう。

ようじゅ

私もかつて”クリーンな食事”にこだわるあまり、ドカ食いが止まらなくなったことがあります

ジャンクフードを生活から排除しようと試みたものの、かえってドカ食いをしては強烈な罪悪感に苛まれていたのだ。

今回は論文から「ダイエット中にジャンクフードを禁止すべきでない科学的理由」をご紹介。

ダイエット中にジャンクフードを禁止すべきではない理由
  • 食品を禁止するダイエットはドカ食いに苛まれやすい
  • ジャンクフードを禁止してダイエットすると、その後リバウンドする確率がジャンクフードを禁止しない場合よりも高くなる
  • 好きなものを食べるフレキシブルダイエットは、従来のストイックなダイエットと同じくらい痩せるうえにリバウンドしづらい
ようじゅ

ジャンクフードを遠ざけることへの執着、それこそがダイエットを失敗へ導きます

動画はこちら

”正しい”食事への過剰な執着、オルトレキシアという病

ようじゅ

「正しい食事に病的にこだわること」はオルトレキシアという摂食障害に分類されます

あまり知られていない摂食障害の1形態に”オルトレキシア(Ortholexia Nervosa)”と呼ばれるものがある。

何やらヘンテコな名前だが”オルト=正しい”という意味があり、オルトレキシアの人は”正しい”食事に過剰な執着を持っている人々を指す。

オルトレキシアは”健康的な食事/純粋な食品の消費”が生活に支障をきたすレベルで本人の考えに根付いていることが特徴である。

Center for DISCOVERY

ようじゅ

このオルトレキシアには2つの特徴があります

  • 自分にとって正しい理論が存在すること
  • その正しい実践法を実践することに固執し、生活に支障をきたしたり健康を害したりする
オルトレキシアの例
  • フルーツや野菜だけしか食べないベジタリアン
  • 加工食品を一切口にしないパレオダイエッター
  • 糖質は野菜すら全て排除する糖質制限者
ようじゅ

最も重要なのは、オルトレキシアの問題点は彼らが信じている理論が正しいかどうかは関係ないことです

オルトレキシアの問題点は支持している理論が間違っていることでは決してない。

食事理論を守ることを絶対視しすぎていることが何よりも問題なのだ。

ようじゅ

どんな理論でも厳格に守ろうとするほど現実生活が窮屈になりますが、それこそがオルトレキシアの問題です

これらは”硬直思考”とも呼ばれる思考で、物事を極端に考える傾向がある。

実はこの考えをもったままダイエットを始めると、ダイエットが成功するどころかドカ食いすら誘発してしまうのである。

ボディビルダーと過食症の共通点

ようじゅ

ジャンクフードを食べずに鶏胸肉やブロッコリーだけを食べるボディビルダー。一見いいように思えますが落とし穴があります

それがドカ食いにハマりやすいという落とし穴。

実は病的な食事を繰り返すボディビルダーと摂食障害のマインドは恐ろしく似ている。

それはどちらも”ストイックすぎるダイエッター”としてのマインドを持っていること。

2000年の研究から”拒食症の女性”と”ボディビルダー”の心理的特徴をみてみよう。(R

共通点①極端な痩せ型を理想としている

ようじゅ

一つ目の特徴は、どちらも理想の体型が極端な痩せ型なことです

実際に2000年の論文から研究者の言葉を引用しよう。

拒食症の女性と男性ボディビルダーはどちらも極度に完璧な体に対する文化的規範を持っており、どちらも極度の食事制限や過剰な運動、ステロイドの使用などの不健康な行動を行う

Davis C et al, 2000

拒食症ボディビルダーも極端な痩せ体型を望んでおり、その実現手段として常にダイエットをしている。

ただしこのダイエットをしていること自体はさほど問題ではない。

2016年の研究(R

「なぜダイエットで摂食障害になる人とならない人がいるのか?」をまとめた論文ではダイエットそのものではなく”白黒思考(Black-white thinking)”が問題だと指摘されている。

ダイエットに挑む時に”白黒思考”で考えてしまうことが問題なのだ。

共通点②白黒思考で融通が効かない

そしてこの研究で拒食症の女性とボディビルダーのもう一つの共通項として挙げられている特徴がある。

それが”白黒思考”であるという特性。これは0-100思考と呼ばれたり融通が効かないので硬直思考と言われたりもする。

ようじゅ

この特性はダイエットを成功に導く要因もありますが、実はダークサイドもある特徴です

特にボディメイク界隈では賛美されがちなこの”ストイックさ”だが、この特徴は強みだけでなく弱みもある。

完璧主義ゆえにルール化した物事を強靭な意志力で実行することができる

ボディビルダーも拒食症の女性も、物事をルール化して強靭な意思力で実行することができる。

これは厳しい食事制限をする上で強力な武器となり、どちらも実際に”体重を落とす”という意味では成功しているのである。

ようじゅ

「鶏むね肉とブロッコリーだけしか食べない」など普通の人なら無理と感じる食習慣もやり抜くことができます

しかし同時に弱みもあり、この類の人はルールを守れなかったときにタカが外れやすい。

0-100思考でグレーゾーンが存在しないため、少しでもルールを外れると0に振り切れる。

ようじゅ

例えばジャンクフードを禁止していたのに会食で仕方なく食べることになった…こういった事態に陥った時に自制できずドカ食いしては自己嫌悪に陥ります

現実の世界では”ダイエット理論”を忠実に守ることは非常に難しい。

プロのボディビルダーならまだしも、一般的な企業で働いていたら会食などで少しはジャンクフードを食べなければいけない場面というのは発生する。

ようじゅ

しかし実際には少しで済むことはなく、ドカ食いに走ります

0か100かの極端な思考なので、ジャンクフードを一口でも食べようものなら「今日はチートデイ」と言い訳をして食べてしまうのだ。

ようじゅ

頭がかたく融通が効かない。物事を白か黒の2択で考えており、グレーゾーンが存在しないのが硬直思考を持った人々です

一方で「ジャンクフードを一口食べたくらいで即座に太るわけではない」とグレーゾーンを許容できるのが柔軟思考を持った人々だ。

硬直思考のヒトは食品ばかり気にしており、ダイエットとリバウンドを繰り返す

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